リュウグウノツカイの稚魚

深海魚の一つ、リュウグウノツカイの幼魚です。実は、卵から孵化してしばらくは餌の豊富な海の表層付近で暮らしています。幼魚は成体の数倍も長い伸長した鰭を持っていますが、これは浮力を確保し、潮に運ばれやすくするための効果があると思われます。成長すると3m以上になり、最大で11mという記録もあるようです。写真の幼魚の体の大きさは15㎝。全体では約30㎝。